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⚪︎⚪︎賞、⚪︎⚪︎資格の活かし方

わたしは、高校は県立の進学校に入学した。

 

中学3年生の時、受験勉強をがんばった。本当は美術高校に進学したかったけど、美術大学ならよいと母に言われ、まずは進学校に進むことにしたのだった。

 

そして、無事合格して入学したときに気づいた。

 

小学3年生のとき、仲の良かった友達も同じ高校に入学していることを知った。

 

小学3年生のとき、彼女と同じ塾に通おうとしたけど、わたしは勉強についていけずに辞めたのだった。彼女は通い続けていた。

 

小学3年生のとき、塾についていけずに自分は勉強ができないと思っていたけど、6年後は同じ高校に通えていたのだった。

 

あの時、無理に頑張らなくても結果は同じこともあるんだと高校生ながらに思ったものだ。

 

ちなみに、その友人はその後看護師になっているので、「同じ結果」といっても「高校」の通過地点だけの話で、その塾で培った素地が看護師の職に就くにあたり大いに役立っているのだと思う。

 

 

そして、今年、同じようなことが起こった。

 

美術の公募展で賞をとられているアーティストさんたちと一緒にイギリスで展示会に参加するのだ。

 

わたしは個展ばかりをやってきたので、公募展での賞などの実績はない。それでも主催者の方がわたしの「価値交換のきろく」のブログを読んで、面白い人だと注目してくれたことがきっかけでお声かけいただいた。その方は、まずはヨリコーダに声をかけよう!と直感が働いたらしい。作家活動を開始した時、何かのコンペに出すように作家の友人に勧められたのだが、わたしはどうしても「コンペに出すために作品をつくる」という目的ベースでは制作ができなかった。

世間に評価される為に何かをするという行為自体が会社と同じ構造だったからだ。その構造から抜け出したくて、脱サラしたのに同じ世界では生きられないと思った。

 

その考え方やそれに付随する活動が、今や素地となって作品の力となっている。

 

タイトルの答えを期待して読んでいただいた方には、面食らう内容かもしれないが、伝われば幸いだ。

 

 

賞や資格は、人と「共通の通過地点」に過ぎない。

 

と捉え直すと逆に活かさざる終えない展開が待っていたりする。

 

 

 

ちなみに、わたしが、大学時代に取得した中学・高等学校美術教員免許やIllustratorの資格は、直後使うことがなかったが、取得から15年後に生かされていたりする。それは、その資格をかざすというよりは、実をとったという意味で生きている。

 

 

 

 

 

 

 

 

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回遊芸術家。1986年生まれ兵庫県出身。日本画ワークショップ開催など...|LET IT HAPPEN_アンアスフラワー制作,関連グッズ販売。お金の価値を問い直す価値交換を経て直感に赴くまま呼ばれるまま世界各地に飛んでいきます。

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